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姫路 ソウルキャリバーブログ

18/09/30 兵庫県姫路市のアーケード版ソウルキャリバー関連情報を扱うサイトSC姫路MLが終了したため移設先としてブログ開設しました。 SC関連以外の徒然なるままに読書感想やナムコ情報、アニメの話題なども上げていきます。 完全に個人のてきとーブログです。

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指輪物語

指輪物語読了。どこまで盛り沢山なんだ!後のファンタジーのほぼ全ての種族を網羅してるんだな。かなりの大風呂敷広げた話なのに最後までしっかり纏まってる。ここまでかっちりしてるとは知らなんだ。

ホビット可愛いよホビット…なのは全編通じて。
30代から50代の少年にしか見えない小人たちがキャッキャとお風呂なシーンもあるよ!←女性なし。

そして巨大生物バトルやらスプラッタシーンもあるよ。
只の木が、敵一万人の気がつかないうちにいつの間にか周りから視界遮断するほどに包囲し、触手も足も無いのに一方的に肉を磨り潰したり、引き裂いたり、穴に埋めたり。耳をすますとそういう仕事をしてる音がする。とかヤバいって。戦った跡すら残って無いが地面の下はどうだろう?みたいなことも言ってるしな(汗)

生きていた悪人を木が何代にも渡る位、気長に見張るとかこええ。植物怖すぎ。
あと、主役側が死者の群れを味方につけて敵対勢力と戦争したりとかも珍しいかもなー。

種族間の差や考え方などの書き分けも秀逸で、中でも一番好きなのはドワーフとエルフの友情のやり取りでした。

戦争が終わったら二人で自分の種族のもっとも美しい景色を見せ合う旅に出ようと約束し、ドワーフの洞窟の感想は、
「ドワーフの言葉以上の表現は出来ないから語らない。」
と無表情に言って、続けて
「エルフの景色を見せて巻き返しをするよ。」
と。クールな雰囲気なのに確実に感動したのが伝わってくる。その後、またドワーフと仲良く自分の故郷に旅に出る。うはっ!そんなシュチュエーション、身悶える位暖かくなるわー。

なんかこんなんやたら多い作品だった。映画いつか見るのが楽しみ過ぎる。

巻末に設定資料やら歴史文献やらが大量(一冊の1/3位)に付いてるんだがかなり細かいな。向こうのファンタジーはこれだけの裏打ちして書き込むからやたら濃厚なのかねぇ?

そしてホビットがなぜD&Dなんかで採用されてないかも理解した。気楽に冒険の旅に出る種族とはちょっと違うんだなと。ケンダー位、飄々としてて盗人みたいなで無い限り、世界中に大量に分布してたらリアリティに欠けるもんね。しばらくは余韻に浸るだろうなぁ。それくらい楽しかった~。
あとは資料の読破を試みるか否か…。多すぎる(笑)
 

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