シルマリルの物語は指輪物語の世界の神話からエルフ、人間の時代の悪との戦いを描いた物語でした。終わりなき物語は関連、追記を束ねた本。共に上下巻。多いな!
これに載ってる種族の出自が細部は違えど他のファンタジーにも適用されてるんだろうか。
一番驚いたのがオーク(豚人間)がエルフから生まれたこと。確かにイラストでは耳が尖ってる。なんということ。気づかなかった。
次にドワーフ。苦難の時代に作られたから頑健、頑固、職人気質なんだとか。
岩場や山に住むのは主神がエルフが世界に降りる前に、側神が作ったからエルフより先に外に出すことはならん。ということで山の中に洞窟を掘って暮らしててそのまま居着いたとか。
生まれて早い年代ではエルフも現代よりはっちゃけてて戦争するわ、怒りに任せてエライことやってしまうわで大変。現代では死なない者たちなので悲しみや罪などの記憶が薄れず、さらに重ねてきた経験などから落ち着いているっつーのも納得。
説得力が高すぎる。人間の想像力って奥深いわ…。そして物語に触れずに感想を終わる(笑)
しかしながら、こういうファンタジーでは言葉による約束や誓約なんかが物凄く大事にされてるよね。魔法に近い位の拘束力がある。
現代の自分の周りでもこれくらい約束やら言葉を大事にしてくれてたなら自分もこんな嫌な目にあってないのになと。簡単に前言を覆す人が多すぎる。許すけど、自分は大事な約束は絶対守ると心掛けてるだけに萎えるのは萎える…。
約束したやん!って責めるのも男としては狭量かなと思って責めたことがないですわ…。
現実と空想を一緒にすんな?はい、ごもっとも。
追記:ガンダルフの正体が分かってすっきりww