手紙

東野圭吾氏の手紙を読んだ。

強盗殺人犯の兄を持ってしまい、良くなる度に犯罪者の家族ということで差別され忌避され続ける胸が締め付けられるような話でした。

中でも、犯罪者とその家族は差別は受けるべきなんだ。
犯罪者と一般人は距離を置かなければならないのが当然でそれがルールであること。
犯罪者の罪は家族をも巻き込むものである。だからこそ犯罪を犯してはいけない。
家族は甘んじて受け入れて生きなければいけない。
ってな、学校で習ったような浅い【さべつはいけなーい】とは違う、
失った信頼は例え原因が自分で無くともひとつひとつ積み上げるしかない現実的な本当が書いてあった。

なんか差別差別謝罪しろニダって常に言ってる某○日らに読ませたいくらいだな。と思ったわ。

しかしまー、たまたまＳＣＶ出た日な上にちゃんとトレーニングして脳内麻薬で気持ちが上向きだったから良かったが、
下降気味んときに読んでたら落ち込む位の鬱な展開だったわ。

最後は強烈な決断と和解と決別でそれなりな救いがあったけどもね。

今が幸せな人が読むべき本なんかもしれんねー。